ダイットを成功させるためには食事制限だけでなく継続的な運動も同時に行う必要があります。
では、どんな運動をしたら良いのでしょうか。運動には有酸素運動と無酸素運動の2つがあります。
有酸素運動は、体内に十分な酸素がある状態で行う運動で、あまり息が切れない程度の運動で、酸素がある分、脂肪が燃えやすくなります。
無酸素運動は、息が切れて、体内に酸素が足りない状態になる運動のことで、脂肪はあまり燃えてくれません。
すなわち、激しい運動よりも、軽く汗ばむぐらいの有酸素運動の方が、脂肪燃焼には効果があるということになります。
一方で、筋肉を増やすためには、有酸素運動よりも無酸素運動の方が効果的です。筋肉が増えれば基礎代謝量が増え太りにくい体質になるため、無駄ではありません。
そして、有酸素運動は、20分以上続けてから効果が出始めると言われており、長い時間続けるためには、ウォーキングなど楽な運動の方が適しています。
ウォーキングは、女性の1時間あたりの消費カロリーは120kcalです。
通勤をする際には、できるだけ行きと帰りに一駅分歩くとか、エスカレーターやエレベーターを使わないで、階段を昇り降りするだけで、無理をすることなく、かなりの量のカロリーを消費することができます。
糖尿病と肥満との関係