子供の成長サイクル

自分ではなにも出来ない赤ちゃんは、全面的に親に依存しなければ生きていくことはできません。

しかし、成長していくに従い、少しずつ自立して行き、トイレも自分で行くようになり、食事も自分でとるようになります。

依存は、子供の心を安心させるとともに、親に甘えている状態といえます。しかし、成長して自我が芽生え始めると、この依存は自分の思い通りにならないという不自由さへと発展します。

そうすると、子供は親の干渉から離れて、何でも自分でやってみたくなります。これが自立であり、意欲です。

これまでは、母親がスプーンで食べさせていたのが、それを断って、自分で食べようとします。これが、自立への一歩なのです。

しかし、自立すると言っても、体の機能が十分に発達していない段階では、自分でやっても全てがうまく行くわけではありません。そこで不安が生じます。

そうすると、子供は親に依存しょうとします。これが、甘えなのです。

親に依存し甘え、安心すると、また不自由感を抱いて自立しようとするのです。

このように、子供は、依存⇒甘え⇒不自由感⇒意欲⇒自立⇒不安のサイクルを繰り返しながら成長し、自立して行くのです。

このため、子供が甘えてきた時は、子供の心を受け止め、しっかり甘えさせてやることが大切です。これによって、子供はドンドンと自立していくのです。

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