肌に有害な2つの紫外線

紫外線ダメージによる光老化は、シミや黒ずみだけでなく、たるみやシワ、ごわつきなども引き起こします。

肌老化を早めて悪化させてしまう紫外線には、UVA波、UVB波、UVC波の3つの種類があります。

しかし、今のところ、UVC波はオゾン層に遮られて地表にほとんど到達しないため、まず、注意しなければならないのは、紫外線は2種類です。

UVA波は、紫外線の95%を占めており、波長が長く肌の奥の真皮まで到達して、コラーゲン線維やエラスチン線維を傷つける波長が40~50%も含まれています。

エネルギー量が弱いので、肌を赤くしたり、黒くしたりはしませんが、雲やガラス窓も透過するので、気がつかないうちに、真皮に紫外線ダメージを与えてしまいます。

またUVB波が作ったメラニン色素を濃くして、肌を黒ずませたり(サンタン)、シミを悪化させたりします。

さらに活性酸素をたくさん発生させて、肌にさまざまな悪い影響を与え、DNAを損傷することもあり、肌老化をいっそう悪化させます。

UVB波は、波長が短く肌の真皮にまでは到達しませんが、UVA波に比べてエネルギーが強く、肌の表面に炎症を起こして赤くするサンバーンや、黒くするサンタンを起こします。

赤みがひどくなると痛みを感じたり、水ぶくれになって火傷のような症状を引き起こします。

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