プレ更年期は、女性ホルモンの減少によって心身に変化が起こり始める時期を言います。
更年期ほど急激ではないものの、閉経に向けて女性ホルモンの分泌量が徐々に減ってくる時期で、年齢でいうと、30代後半～40代半ばです。
女性ホルモンは、肌や粘膜、骨、血管、脳などカラダのさまざまな機能に影響を与えております。
このため、たとえ「プレ更年期」であっても、人によっては、心身に変化が生じ始めます。
やる気が出ない、疲れやすい、急に暑くなったり寒くなったりする、暑くもないのに汗が出る、めまいがする、イライラしがちになるなど、更年期特有の症状を感じる人もおります。
また、具体的な症状が出なくても、「これまでと何か違う」と感じる人もいます。
こうした症状やちょっとした違和感は、これから更年期を迎える女性にとっては、漠然とした不安に繋がります。
月経周期がこれまでよりも短くなってきた、あるいは、乱れるようになった、血の塊が混じることが多くなった。
月経前に吹き出物が出やすくなり、治りにくい。
肩こりがひどくなった、冷え性がひどくなった、熟睡できなくなった。
こんな症状が出始めたら、更年期に特有な症状が出ている可能性があります。
30代後半～40代半のプレ更年期の時期を過ぎて、45歳～55歳位までは更年期となります。
更年期に入ると、自律神経の働きが乱れる症状であるホットフラッシュ、のぼせ、イライラなどが頻繁にみられるようになります。
これが、日常生活に支障をきたすようになると「更年期障害」となります。
「ゆらぎ期」の不調をイソフラボンで乗り切る
